[Case Study] 名古屋市:「多様な情報ツールの活用」としてPARKFULを採用

より公園の魅力発信に力を入れるため、既存のホームページ等による情報発信に加え、”多様な情報ツールの活用”を掲げていた名古屋市。その一環としてPARKFULを採用いただきました。

本取組にあたり、名古屋市とコトラボは「公園情報の発信と活用に関する協定」を締結しました。コトラボは名古屋市より市内約1,450公園の情報提供を受け、公園情報アプリ「PARKFUL」に掲載。またコトラボからはアプリの利用状況を名古屋市へフィードバックすることで、この取り組みの成果を可視化するとともに、公園整備へ役立つ情報の提供へ繋げてまいります。

 

〈Interview〉公園を知り、公園へ参加するきっかけに(名古屋市 緑地利活用室)

コトラボと名古屋市は2017年5月22日、「公園情報の発信と活用に関する協定」を締結。PARKFULを通じた名古屋市の公園情報の発信をスタートさせました。このプロジェクトを推進された名古屋市 緑地利活用室の佐藤さん、宮川さんのお二人に、本協定の経緯やPARKFULに期待すること、また名古屋市の公園の取り組みなどについてお話を伺いました。

名古屋市

左:佐藤さん/右:宮川さん

市民への情報を届けるチャンネルを増やす

― 今回、PARKFULを活用していただく決め手となったのはどのような点ですか?

宮川さん:まず、ユーザーとなる市民のみなさんにとって便利なアプリだと感じました。名古屋市ではこれまでも独自の公園検索システムを公開していましたが、マップで探せる機能などはありませんでしたし、そこまでの機能を市で準備するのはコストも手間もかかり、なかなか難しいのが実状です。

佐藤さん:より多くの方に情報を届けるためには、媒体の選択肢を増やすことが必要だと考えていますので、こうした時代にマッチした新しい情報発信のチャンネルを持つことができるのは、私たちにとっても大きなメリットです。

― ありがとうございます。まさにPARKFULの強みとする部分で採用いただけたということで、とても嬉しく思います。

「いつもの公園」の一歩先へ

― 市民のみなさんにはPARKFULをどのように活用してもらいたいですか?

佐藤さん:いつも利用する決まった公園のことしか知らない方が意外と多いんです。しかしその公園がメンテナンスなどで使えないこともあります。そんなとき、ちょっと足を伸ばすだけで色んな公園があることを知ってもらえればと思っています。PARKFULであれば現在地からの距離も出るので、ここだったら行けるかなという目安にもなりますね。実は日常生活の中で利用している範囲はみなさん狭いので、PARKFULをきっかけに広げていただければと思います。

宮川さん:地域の方からは、どんな遊具があるか知りたいという声もよく聞かれます。今回PARKFULに遊具の情報をすべて登録したので、ぜひ活用していただけたら嬉しいです。 また観光客の方などにも便利ではないかと思っています。土地勘がなく地名で探すのが難しい場合でも、PARKFULならマップ上で探すことができますから。

名古屋市 約1450箇所の公園を登録済み

市民自らによる情報発信へ

― 市民のみなさんの公園への関わり方としては、どのような仕組みがありますか?

佐藤さん:ほとんどの公園には愛護会があり、町内会のみなさんを中心に清掃活動などをしていただいています。自分たちで利用する公園を、自分たちの手できれいにするという活動ですね。 また、メッセージ付きベンチやスポンサー花壇といった寄附制度もあります。とくにメッセージ付きベンチは人気があり、自分の寄附したベンチを自分たちで使えるという喜びが大きいようです。こうした活動が、公園に愛着を持っていただくきっかけになればと考えています。

名古屋市 公園愛護会

愛護会の活動の様子(出典:名古屋市ホームページ

ー 公園づくりや維持管理への市民参加は、これからの公園のあり方を考える大事なテーマですね。

佐藤さん:まだまだ公園を拠点として何かをしようという人は少なく、そうした存在がこれからの公園の賑わいづくりには必要だと感じています。若い人や子どもたちに公園の利活用を企画してもらえるような、そうした「担い手」づくりの仕組みが必要ではないかと考えています。

宮川さん:PARKFULでも、役所では発信することが難しいような、日常のちょっとした公園の出来事や魅力を市民のみなさん自身に発信してもらえるといいと考えています。また、市民の方が公園でイベントなどをやる際の情報発信にもPARKFULが使えそうですね。今度の週末、◯◯公園でバスケットボールの試合をやりますよ! という情報があってもいいと思います。

市民のみなさんが公園の魅力を発信

ー 私たちもPARKFULが情報づくり・情報発信の側面から公園参加のツールになればと考えています。そうしたPARKFULの“使いこなし方”についても、ぜひ名古屋市のみなさんと試していきたいと思います。

※ 本記事は2017年7月7日時点の情報です