全米最大都市ニューヨークのパブリックスペースに学ぶ

アメリカ最大の都市ニューヨークの公園が面白い!

コトラボでは海外の公園事情をより多くの方に伝えることを通して、日本のパブリックスペースを面白く、賑やかにしていきたいと考えています。2015年は、アメリカの最大都市であるニューヨークの公園事情を総勢10名、10日間に渡りマンハッタン島を中心に100箇所以上のパブリックスペースを見学してきました。

9.11やハリケーンといった幾多の大惨事を乗り越えニューヨークは、今も経済の中心であり、世界を牽引する都市といっても過言ではありません。それと同時に世界で一二を争う観光の都市としても急成長しています。こうした経済・観光としての発展の裏で、公園や広場、通りなどのパブリックスペースがどのように貢献しているのかをその目で確かめてきました。

荒廃した地区が今では全米有数の観光地域へ

一時期はとても危険な街だったニューヨークも今では観光都市として生まれ変わっています。その象徴として、危険薬物の取引場所として誰も近寄らなかったブライアントパークをはじめ、廃線となり長年放置されていた高架鉄道を公園として再開発したハイライン、古い港を様々なスポーツを楽しむことができる公園にリノベーションしたブルックリンブリッジパークなど、多くの観光客が足を運ぶスポットに生まれ変わっています。

ニューヨークの顔 セントラルパークの魅力

ニューヨークの公園と言えば、もしくは、世界でもっとも有名な公園といえば、セントラルパークではないでしょうか?19世紀はじめ多くの海外移住者で溢れたマンハッタン島は、環境汚染や住環境の悪化に見舞われました。この都市の課題を解決すべく作られたのが、この公園です。一周10キロにもなる人工の自然を作り、マンハッタンの発展を支えてきました。人工の公園だと思えない素晴らしいランドスケープと、大きいだけではなく様々なイベントやアクティブティが行われており、ニューヨーカーの休息の場としても、愛され続けています。

ニューヨークの公園を100箇所巡って

公園に限らず、歩行者天国ブロードウェーでは年に一度開催される大規模なヨガのイベントが行われていたり、都市の隙間にはポケットパークが無数にあり都会の喧騒を忘れさせてくれ、また、まだまだ安全とは言い切れないエリアでは、コミュニティーガーデンを活用したコミュニティの回復など、実に様々な問題解決に公園が役立っていることがわかります。ニューヨークでは、公園はそれぞれの地域に必要な形で適切に提供されており、どこも人で賑わっていました。多様な公園にニューヨークの魅力の一端を知ることができます。

おまけ

視察最後は、ニューヨークの聖地でもあるBall Park ことYankee Studiumへ。偶然にも当日は田中将正選手の登板日でした。

『PARKFUL New York』

価格:540円(税込)

発売日:2016年10月第2版

仕様:A4〜最大A1サイズ(冊子を最も広げた状態)

調査の詳しい内容は、冊子にまとめています。